マルトロの理想
持続可能な水産養殖の実現を
日本の沿岸域では漁業資源の減少が顕著になってきました。どこにでも豊富にあったアサリも激減し、ほとんど食べることもなくなりました。行政・研究者・漁業者の努力にもかかわらず、環境破壊と無計画な漁獲により資源減少が進んだ結果です。私たちの世代が普通に食べられた日本のアサリを、次世代の子供たちはもう食べられないかもしれません。
将来世代に水産資源を残すためには、「獲る漁業」から「育てる漁業」への転換、つまり養殖の発展が不可欠です。養殖技術のうち、多栄養段階養殖(MTA)は環境負荷を軽減しながら持続的な水産品生産を可能にし、地域の循環型社会構築に貢献する古くて新しい技術です。沿岸域の生態系サービスに過度に依存せず、持続可能な水産業を実現するため、多栄養段階養殖に挑戦しています。
マルトロのビジョン
湖(うみ)の恵みを未来へつなぐ
弊社は、ビジョンである「湖(うみ)の恵みを未来へつなぐ」を掲げ、浜名湖の養鰻場跡池を再活用したアサリの多栄養段階養殖を事業化します。
会社概要
安全で安心な水産品をいつまでも
社名 マルトロ株式会社
設立 2024年11月
資本金 200万円
代表取締役 寺澤知彦
所在地 〒430-0933 静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1
ザザシティ浜松中央館B1F
業務目的 魚介類の養殖及び畜養
養殖技術の開発及び指導
養殖場の運営
水産品の生産、加工、販売及び輸出入
養殖関連機器、海洋調査機器の開発、製造、販売及び輸出入
環境・生態系保全、修復及び改善のコンサルティング
漁業振興、漁場改善及び資源保全のコンサルティング
水域環境の測定、観測、データの解析等
養殖実験池 浜松市中央区雄踏町宇布見
連絡先 terasawa@multrop.com 寺澤知彦